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PIANO21新譜情報: カツァリス 111 ピアノヒッツ 録音データについて CD3-5

前回の続きです。今回はCD3-CD5です。

111_piano_hits_cd3.jpg 拡大できます。

まずはCD3-1、1曲目からピンクパンサーのテーマ! これは1996年の来日公演のバルカロールプロのアンコールで突如披露して、それ以来弾いていないというものです。なかなかおもしろいです。

CD3-2の白鳥は、フレンチミュージックからの再録です。1988年来日公演名古屋でのライブです。

CD3-4のバッハのアリアなのですが、これは新録音ではなく、サウンドトラックアレグロからの再収録です。

CD3-6のスカルラッティのソナタは、新録音です。これまでは、ゲスト出演したDVDで一部弾いていたのみです。コンサートでも弾いたことがある形跡はありません。

CD3-7のファリャの火祭りの踊りも、なんとスタジオ録音での新録音。この録音は非常に良い状態でフランスラジオでの公開録音音源が残っているので、てっきりこれかと思ってましたが。この曲も1980年代前半はコンサートで弾いていたので、日本でも弾いてほしいものです。

CD3-10 ショパン別れの曲。これもさすがにショパンライブ集からの再収録です。

そのあと、CD3-11から16まで新録音が続きます。とくに12のトルコ行進曲なんて、いまさらどうしたのって感じ。この曲は個性派ピアニストが好き勝手弾くのが最近の定番ですが、カツァおじさん、なぜかその流れには加わらず。。。

CD3-17 バッハのバディネリ。これは例のバッハトランスクリプション集からの再収録です。が、CD解説に書いてある録音データは間違っています。正しくは2003年1月です。これは確認済みです。

CD3-18から20までも新録音です。アリランのやつはよくわからん。

CD3-21 クリスマスの思い出。とうとう正規で発売。これは1度だけフランスのピアノ音楽雑誌の付録CDに収録されました。それにしても、この季節になるとついつい聞いてしまう。あの鐘の音をどうやって弾いているのか未だに謎。

CD3-22 月光1楽章も新録音。ベートーヴェンプロのアンコールで少し弾いたことがあるだけだが、第1楽章だけといわずに全部録音してほしい。というか、1980年代はベートーヴェンのソナタは全曲録音すると豪語していたのに。。。

CD3-23 ドビュッシー月の光。CD3-2と同じく日本公演ライブでフレンチミュージックからの再収録。

CD3-24 シューベルト軍隊行進曲も初出新録音。今回はこういうシューベルトとかシューマンで新録音が多い。

CD3-25 ワルキューレはさすがにSONY CLASSICALからの流用。

CD3-26 シューマン「ウィーンの謝肉祭の道化」から間奏曲。新録音。だから全曲やってくれってば。

CD3-27 プロコ7番終楽章。もちろん新録音であるはずなく、例の変態超速演奏の最終録。アルバム唯一のモノラル録音。


続いてCD4。

111_piano_hits_cd4.jpg 拡大できます。

CD4は再発売ものが多いです。

新録音の初出ものは、CD4-4・6・7・9・11・12・13のみです。

CD4-3のバッハトッカータとフーガは、CD3-17同じくバッハトランスクリプション集からの再収録ですが、これも同じく録音データは間違っています。

CD4-12は、よくアンコールやコンサート冒頭でやる即興演奏でおなじみのフレーズをつなぎ合わせて仕上げたという感じです。こういうのもスタジオ録音するというのも意外です。

CD4-13も上海公演のアンコールで披露していましたが、ライブではなく新録音ですね。


最後にCD-5です。

111_piano_hits_cd5.jpg拡大できます。

CD5にはなかなか面白い演奏がつまっています。

CD5-1 剣の舞、再収録ですが、これもなかなかの変態演奏です。しかも、1度だけ浜離宮公演でも披露し度胆をぬかれました。。。

CD5-2 サティジムノペディ第1番。サティはフレンチミュージック集でグノシエンヌを弾いていましたがこれははじめてです。昔からカツァリスは一応フランスで教育を受けたフランス人ピアニストの位置づけですが、フランス物はあまり弾きません。

CD5-4 このバッハも新録音です。イギリス組曲は初録音です。フランス組曲は第2番を録音していますが。

CD5-5 ショパンピアノ協奏曲第1番2楽章ソロバージョン。2番でなく1番なので新録音です。来日公演でもこれは弾きました。

CD5-6のシューベルトレントラーもこれまで弾いたことがない新しいものです。

CD5-7のブラームスワルツは弾いたことあるようで実はない。浜離宮のアンコールにサプライズで宮沢メイコさんと連弾したくらい。

CD5-9 エリーゼのために。今回トルコ行進曲とかエリーゼのためにまで新録音。キーシン君みたいにアンコールで弾いたらベタに盛り上がるぞ。

CD5-12 結婚行進曲。メンデルスゾーンの編曲らしいけど、やはりピアノ版は違和感あるな。新録音。

CD5-13 花のワルツ。新録音。おそらく今後発売が予定されているロシアものアルバムから先行収録になったのでは? これは浜離宮公演でも披露した曲。

CD5-14 ペールギュント朝。テルデック盤ではなくアーカイブシリーズのライブバージョンを再収録。

CD5-15から21 すべて新録音か初出。即興演奏でたまにでてくるアランフェス。CD3-21と同じ津田ホールライブで披露したハッピーバースデー変奏曲は意外にも初出。ユーチューブで見られるメニューヒンの誕生会で弾いてたやつです。
ガーシュイン、バーンスタインも新レパートリーかな。効果音入り。

CD5-22 ピアソラは新録音。DVDになっている上海ライブには入っていました。

CD5-23 おなじみアディオスは、初出のライブバージョンです。

以上、なんかぐちゃぐちゃしててわかりにくいけど、初録音のものが多くなかなか楽しめます。
あと2013年と2014年に録音したものはこれまでと違って音が良いと思います。

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PIANO21新譜情報: カツァリス 111 ピアノヒッツ 録音データについて CD1‐2

5枚組の 「111 PIANO HITS」がとうとうリリースされましたが、意外なものが再録音されていたりして、なかなか興味深いので録音データをまとめてみました。

カツァリスは基本飽き性なので、一度自分のレパートリーにして録音したものは、再録音するということはありません。また、ライブで弾いた曲もそのときに録音せずに、後になって録音するということもありません。

ところが、今回その両方の点で予想を裏切ってくれました。結果かなり多くのものが新録音、初出ということになっています。

まずはCD1からです。

111_piano_hits_cd1.jpg

いきなりCD1-1のバッハプレリュードBWV.846 が初出の再録音です。このあたりは確実に既存音源の使い回しかと思われましたが、意外にも新録音でした。特にこのバッハは、2000年6月録音のP21007「バッハVol.1」と、2005年10月録音の「アレグロサウンドトラック」に引き続き、3回目の録音となり、カツァリスにとって異例中の異例となります。よほど前のものが気に入らないのだろか・・・。

CD1-2,3 のバッハ・グノーのアヴェマリア、ワルソーコンチェルトは初出新録音、とうとう録音したかという感じ。

CD1-4の英雄ポロネーズ、これはさすがにSONY CLASSICAL録音からの再収録です。

CD1-5、6も初披露。5のシューマンは何曲かこのアルバムに散りばめられているのだが、なんか煩雑で聴きにくい。。。

CD1-7のアルハンブラは、再発売です。

CD1-8からCD1-18まで、ずっと初出の新録音。とくにバルトークとかカツァリスにしては珍しい。
あと、CD1-17でJ.シュトラウスのシュット編でウィーンの森の物語がありますが、おなじシュット編でドナウはすでに録音済みなので、それを再収録してもよさそうなのに、あえてもう1曲新録音というのが、らしくなく、やる気に満ちていますな。

CD1-19/20も再収録もの。さすがに革命をもう一度とはいかないわな。

CD1-21 さくら即興曲は、これまでライブのアンコールなどで弾いていたものをスタジオ録音して収録。ライブ音源があるはずなので、それを収録せずに、録音しなおしたところが、これまた、珍しくやる気満々。。。

CD1-22 初出の新録音の威風堂々第1番。これもまた意外で、数年前のライブでよく弾いたので、すでに消化済みの曲にもかかわらず、今回あらためてスタジオ録音するとは。。。

CD1-26 バンジョーはライブ録音ですが、これまで出てなかった別テイクの初出音源です。


続けてCD-2

111_piano_hits_cd2.jpg

CD2-1 ハンガリー狂詩曲第2番は、既発売ものの再収録です。

CD2-2から5のハイドン、クープラン、シューマンまでは初出、新録音。

CD2-6のトロイメライがなんとまた新録音。カツァリスのトロイメライは、テルデックスタジオ録音盤に、アーカイブシリーズに収録されている1989年津田ホールでのライブがあるので3回目のリリースとなります。映像ではエテルナハライブもあります。

CD2-7のシューベルトリストのアヴェマリアは新録音ではないものの、2000年のライブで、これまでリリースされておるものとは別テイクライブなので初出です。トロイメライとかも新しくスタジオ録音するなら、これもすればいいのに。。。(ていうかシューベルトリストの歌曲ははやくスタジオ録音で1枚アルバム作ってほしい。。。)

CD2-8は再収録もの。

CD2-9のマルチェロバッハのアダージョは、山ほどライブで弾いてるし音源もあるのに、これまたスタジオ録音の新録音。またスタジオ録音でも例のアレグロのサウンドトラックにあるので、2回目の録音となります。

CD2-10 無言歌より春の歌。初出、新録音なのだが、これはうれしい! とうとう無言歌やるか? 他も録音してほしい!

CD2-12 ショパン前奏曲7番。なんとこれも新録音。これなんか、SONY CLASSICAL盤があるんだから絶対再収録だと思ったのに! 一方、CD-4-10に収録されている同じショパン前奏曲16番は、ソニー盤の再収録なのだから、ますますわけわからんぞ。

CD2-13,14 ハバネラ、ファランドール、名曲アルバム集らしい曲。案外来日公演とかで弾くかも?

CD2-16 ブラームス間奏曲2番。いままでも弾いてもおかしくない曲だったと思うが、とうとうここで録音。

CD2-17 バターブレッド。これもアンコールでよく弾く曲だが、あらためてスタジオ録音。CDではテルデック盤のライブ集以来なので40年ぶりくらい?

CD2-18 シューベルトもかつてEMI盤以来の再録音。

CD2-20/21 第九第四楽章とショパンワルツ7番は再収録。さすがにね。。。

以上CD1/2の録音データ&ミニ解説でした。残りは後日。つづく。。。


レコーディング情報 : これ完全にフライングですけど(情報解禁前)

下記のリンク先は、ビオラ奏者のHPなのですが、
http://www.stephenupshaw.com/events/

この人のスケジュールにASMIFの活動予定が入っており、

Academy of St. Martin in the Fields
April 5, 2014
Recording with pianist Cyprien Katsaris and Sir Neville Marriner.

と書いてあります。

これ、実は「皇帝」のレコーディングです。

このマリナー指揮でのオケ伴奏皇帝と楽団ひとりバージョンの皇帝でCDを、というわけですな。

こんなの書いていいんかいな。知-らないっと。

PIANO21新譜情報:1972年エリザベートコンクールライヴ

前々から、情報はありましたが、とうとう出ます。

カツァリスの実質的なデビュー盤でDGから発売されていた1972年エリザベートコンクールの本選ライブの復刻CD化です。オリジナルのLPはとっくに廃盤で、中古市場ではなかなかのプレミアが付いていました。

PIANO21_Rachmaninov.jpg


《カツァリスアーカイヴスVol.14》
エリザベート王妃国際音楽コンクールライヴ1972年

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
ショパン:ポロネーズ第5番
ルデュック:ピアノ協奏曲Op.31

シプリアン・カツァリス
ルネ・デフォセ指揮ベルギー国立管弦楽団

1972年5月31日 ブリュッセルライヴ


LPでは、ラフマニノフのコンチェルトだけの収録でしたが、今回は、ショパンのポロネーズとルデュックという人の協奏曲の2曲が追加収録されています。

このルデュックのピアノ協奏曲というのは、ベルギーの現代作曲家であるジャック・ルデュックという人のこのコンクールのための委嘱作品です。

カツァリスによれば、それはそれは訳が分からない曲で、楽譜が配られたときは参加者はパニックになったらしく、しかし、わずかな準備期間で唯一完璧に暗譜したのが、日本人の神谷郁代さんだったとのこと。

有名な話ですが、カツァリスはこのコンクールで、エミールギレリスのせいで9位に終わり、物議をかもしたというエピソードでそこそこ有名になり、その後のシフラコンクールにつなげています。

ちなみにこのときの1位はギレリスがゴリ推ししたアファナシエフで(ギレリス絶許)、4位がいまでもときどき共演する David LIVELY 、6位神谷郁代、7位、エマニュエル・アックス、という感じでした。

これがリリースされるということは、PIANO21の財政難は一息ついたのだろうか。


PIANO21新譜情報 : ピアノ レアリティーズVol.2 発売!

昨年来日時に話していた、ピアノレアリティーズVol.2 のフランス音楽編が発売されます。例のアメデ・メローという作曲家のエチュードがどんなエチュードよりも難しいというシロモノらしく、期待大です。
例の2008年の西宮でのアンコールで弾いたフランス音楽メドレー即興も無事に著作権者の許可が下りたらしく収録されています。
P21037N.jpg

ここのところ日本で一番最初に発売されるので嬉しい限りですな。
ちなみにこの後、ピアノレアリティーズはVol.3としてロシア音楽が予定されており、ハチャトリアンのスパルタカス音楽のアダージョとか、剣の舞の2編曲バージョン、2台のピアノのための組曲のソロトランスクリプションバージョン、なんかが録音済みです。

例によって、HMVでは12月10日発売予定ですが、タワーレコードでは12月31日と遅いです。。。

HMV http://www.hmv.co.jp/product/detail/4250644

タワー http://tower.jp/item/3021918/Piano-Rarities-Vol-2---French-Composers


PIANO21新譜情報 : ショパンライブ集 日本で発売!

ちょっと前にお知らせした、ショパンライブ集ですが、もう日本に入ってくるようです。
当分ないだろうと思ってたら。。。最近は日本に入ってくるのが早くて楽です。

HMVでは11月20日発売となってますが、タワーレコードでは12月20日発売・・・。
まあ、HMVの入荷が遅れるのはデフォなので、その中間くらいかもね(笑)

しかし、しらない間に、HMVのポイント制度がなくなっていて、PONTAポイントに代わっていたのがショック・・・。

「カツァリス・プレイズ・ショパン~ライヴ録音集」

http://www.hmv.co.jp/product/detail/4243105

http://tower.jp/item/3015314/Katsaris-Plays-Chopin---Live-Recordings

PIANO21新譜情報 : ショパンライブ集 とうとう革命エチュードを録音!

来日公演も終わって、すぐに来年の話もでていて、ちょっと情報をまとめなければ・・・と思っていたのですが、ちょっとビッグニュースが公式で発表されたので、これを先に。

PIANO21から新譜が出ます。タイトルは「カツァリス・プレイズ・ショパン ライブレコーディング」というもので、ショパンのライブ音源を集めたものが主です。
もちろんこれまでにPIANO21からはカーネギーホールライブも出ているので、それと重なるものもあるでしょうが、なんといっても一部スタジオ録音した、新レパートリーがいくつか入っていること!

そのひとつが、なんと革命エチュードです。

これまで、テルデック、SONY時代とショパンをレコーディングしてきたカツァリスがまったく手を付けていなかったエチュードのそれも「いかにも弾きそうにない」革命をやってくれました。

このアルバムのコンセプトはおそらく、昨年カツァリスと有志であつまったパーティーのときにカツァリスが話していたときのことを実現したんだと思います。そのときカツァリスは、ショパンの名曲集のアルバムを作りたい、ついては、どの曲が日本で人気あるのか教えてくれと言いだし、ノクターンではこれ? ワルツではこれ? ポロネーズでは? と聞きながらみなにアンケートを取ったということがありました。その中でエチュードは? といったときに満場一致だったのがこの革命!

はたして、実現したわけですが、やはり革命だけでなく、エチュードは全曲録音してくれるのが一番なんだが・・・。

あと他にもスタジオ録音として、別れの曲もあり、これは「ショパンを弾く」の模範演奏としてLD・VHSでしかリリースされていませんでした。
その他、既存レパートリーでも、どこのライブが収録されているのか興味ありますね。
さて実際のリリースがいつになるか不明ですが、楽しみに待ちましょう(以前から発表はするもののリリースまで半年以上かかったケースもあるので・・・)

収録予定曲などはこちら

P21043-N.jpg
今回のジャケ写はウケ狙いなしね。。。

さて、来日公演のまとめをしたり、来年の公演の情報をアップしたりしなければ・・・。
出来るだけ早くまた更新します。





PIANO21新譜情報:アーカイブシリーズ シューベルト

さて、リストイヤーの今年、来日記念盤として、PIANO21新譜は何がでるかとおもっていたら、なんとシューベルトでした(笑)
もしかしたら、本人がインタビューなどで答えているようにロ短調ソナタなどのリストアーカイブ集も出るかもしれませんが、また来日中のスピードリリースになるのかも・・・。

さて、意外にもこのアーカイブシリーズでシューベルトははじめてですが、音源として使うならこれだろうなと思っていたものズバリ、でした。1993年オーストリアのフェルトキルヒ音楽祭のライブです。

P21042A.jpg

《収録曲》
シューベルト:
ピアノ小品 第1番 変ホ短調 D.946-1
ピアノ小品 第2番 変ホ長調 D.946-2
《レントラー組曲》 ~
 16のレントラー D.366より 第1番、第2番、第3番、第4番、第5番、第13番、第10番
 12のレントラー D.790より 第10番、第8番、第7番、第11番、第3番、第4番
 12のドイツ舞曲 D.420より 第1番、第3番、第4番
 16のレントラー D.366より 第1番
3つの歌曲(リスト編曲) ~セレナード、水車職人と小川、アヴェ・マリア
ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D.960
カツァリス:チャイコフスキーとワーグナーの主題による即興曲
マルチェッロ(J.S.バッハ&カツァリス編):アダージョ
(1993年7月3日 フェルトキルヒ音楽院での演奏会)

これはかつてNHKFMでも放送されたし、曲目も珍しいものはありませんが、CDとしての意外な聞きどころはいくつかあります。

1.シューベルトリストの歌曲「セレナーデ」「アヴェマリア」の初CD

とても意外ですが、彼の十八番のレパートリー、シューベルトリストの歌曲「セレナーデ」 「アヴェマリア」とも正式なCDのリリースはありませんでした。これまで数えきれないくらい弾いてきたこの曲のCDがないのはなんとも不思議だったのですが、ようやく今回ライブですが発売されるというわけです。(エテルナハのDVDには収録されていましたが)
ちなみに80年代までは、「ます」も弾いていたのですが、90年代に入ると弾くのを止めてしまいました。あれが収録されれば一番の聞きどころになったのに。。。音源はエテルハナのライブがあるのですがね・・・。

2.例の即興演奏の初CD化

これまた演奏会ではよく披露する即興演奏の、とくに頻度の多い「白鳥の湖」「タンホイザー」のメロディーを使った演奏が収録されています。即興演奏自体はテルデックの「アンコール集」に1曲収録されているものの、なじみのないメロを使ったもので、やはりカツァリスのおなじみのアンコールピースとしての即興演奏の収録はこれが事実上初ですね。これはこの演奏会でもアンコールで演奏されたものですが、NHKFMでは放送されませんでした。
即興演奏だけのCDを作ってもおもしろいんじゃないだろうか・・。「ノンストップ・カツァリス」とかいうタイトルで1時間弾きまくる、みたいなね(笑)

3.ベーゼンドルファー弾いてる

これまた珍しく、この演奏会ではベーゼンドルファーを弾いているようです。ベーゼンドルファーを選んで弾くということはほとんどないので、このピアノしかなかったんだろうか・・・?

というわけで、いつも驚きのあるアーカイヴシリーズですが、今回もそれなりに聞きどころのあるCDです。
発売は8月のようですが、またいつものように遅れたりするでしょう。

HMVではこちらでどうぞ。


PIANO21新譜情報:ライブイン上海2007 ラテンアメリカプロ

本人の予告通り、2007年の上海ライブのDVDが出ましたが、いやはやなんとも(笑)
このDVDのおすすめポイントは、とにかく本人のナレーションによる曲目解説なんです!

live in Shanghai 2007 DVD

収録:2007年10月2日上海

演奏曲目:

1st Part
パブロ・チャベス・アギラール(ペルー): 6つのインカの前奏曲より1,2,3,4番
アグスティン・バリオス=マンゴレ(パラグアイ): 悲しみのショーロ(K.ペンソン編曲)
ヴィラ=ロボス(ブラジル):ブラジル風バッハ 第4番より「コラール」、「アリア」、ショーロス第5番「ブラジルの魂」
エルネスト・ナザレ:オデオン、情熱的なくちづけ、7日9日(独立記念日)、がんばれカヴァキーニョ

2nd Part
イグナチオ・セルヴァンテス(キューバ):ソレダート(孤独)、さよならキューバ
ジナステラ(アルゼンチン):アルゼンチン舞曲集op.2-2 メランコリックな娘の踊り
ピアソラ(アルゼンチン):ラ・ミスマ・ペナ、アイ短調のミロンガ、グアルディア・ヌエバ、バチンの少年、天使のミロンガ
ヘラルド・ロドリゲス(ウルグアイ):ラ・クンパルシータ(カツァリス編)
エルネスト・エロルドゥイ(メキシコ): 熱帯
アルベルト・フラチェッバ:ダンツァ・クリオーヤ
マニュエル・M・ポンス:第一番間奏曲
R.M.カンポス:ピアノのためのメキシコ民謡から6曲
ホセ・アントニオ・ゴメス:変奏曲(カツァリス編)
(アンコール)
シューマン:アラベスク
ショパン:ワルツNo.7

曲目については2008年の来日公演でも半分以上披露されているものだし、なによりDVDではカツァリスが解説しているのでそちらを聞いてもらうとして省きます(笑)

このDVD、不思議な構成となっていまして、まず最初に言語を選ぶ画面が出てきます。
(しかし、この顔おもろい・・・)
725689922_2.jpg

日本語は韓国語とともに選べるようになっています。一番上は英語、フランス語、中国語ですが、これは舞台上でのナレーションそのままです。英語に続いてフランス語をカツァリスがしゃべり、続いて中国語の通訳が入るというものです。
その他の言語を選んだ場合、舞台上のナレーション中に、カツァリスがそれぞれの言語でナレーションをかぶせます。ただし韓国語だけはカツァリスではありません。日本語を含めてそのほかの言語はすべてカツァリス自身のナレーションです。

このカツァリスの日本語ナレーション、はっきりいってすごい!! ただ曲の解説を棒読みしているようなものでなく、もう活弁士のように、おちょくるように語ったり、唸ったり、大活躍! ほとんど完璧に日本語も聞き取れるし、ほんとにこの人耳がいいんだろうなと感心。(たまに日本語わかってるんじゃないかと思うことも多いし)

こんな調子なので、演奏のことを言っても仕方ないが、やはり一番の聞きどころは、有名なロドリゲスのラ・クンパルシータですかね。この曲、2008年の来日公演でも演奏予定でしたが、本人いわく「難しいから」演奏されなかった曲ですが、好き勝手やってくれてます。(本人のフリー編曲なのに難しすぎて弾きたくないというのもどうかと思うが(笑))この曲はこの上海とフズムくらいでしか弾いてないと思いますので貴重!

そんなわけで、なかなか面白いDVDなのですが、案の定、画質、音質は前に発売された2005年上海ライブと大差なく、TV収録の延長。とくに音質は音に広がりがなく、ちょっとストレスたまるのですが、まあ良しとしましょう。

さて、いつものように日本に入ってくるのはまったく未定です。すぐに手に入れたい方は、下記のドイツの通販サイトでどうぞ。ここは英語が使えますのでオーダー方法は難しくありません。ただし、高いです。今回は、送料込で39ユーロかかりました。他のFNACやアマゾンでもまだ取扱いはありません。

>http://www.jpc.de/jpcng/classic/detail/-/art/Cyprien-Katsaris-Shanghai/hnum/4969762




カツァリス PIANO21これからの発売情報

えー、久しぶりのネタ更新です。
先日のカツァリスを囲んでのオフ会の時に、カツァリス自身にこれからのPIANO21での新譜発売情報を語ってもらいましたので、ここで紹介します。もちろん世界中のどこでもオープンになっていない情報です。

◎ モーツァルトピアノ協奏曲 Vol.7 / Vol.8
これはすでに発売準備中らしいです。発売には資金を出してくれるスポンサーが必要らしく、Vol.7はフランス人の女性、Vol.8は日本人の男性が資金提供してくれたらしく、発売間近のようです。もちろん、私が出したのではありませんwww Vol.7/8の内容はわかりません・・・。ちなみに、Vol.13まであるそうです。(とっとと全集出せばいいのにね。。。)

◎ピアノ・ラリティーズVo.2/Vol.3

すでに録音済みですが、スポンサー待ちらしいです。Vol.2はフランス人の作曲家の珍しい作品ばかり集めたものにする予定で、もしも著作権がクリアできれば、2年前に西宮のアンコールでやった、フランス映画音楽即興メドレーを収録したいとのことでした。ワンフレーズだけ使ってる場合でも全部の権利者の許可を取らなければいけないらしく、結構大変なようです。
あとは、誰も知らないフランス人作曲家のエチュードを5曲弾いてるらしいですが、それがむちゃくちゃ難しい、とショパンやリストやゴドフスキーなどのいろんなエチュードがあるけど、それよりもはるかに難しかったと言ってました。どんな曲なんでしょう・・・。
Vol.3はロシア人作曲家で、茅ヶ崎のインタビューでも語っていた通り、ハチャトリアンのスパルタカス音楽のアダージョとか、剣の舞の2編曲バージョン(シフラバージョンではないらしい)。あと2台のピアノのための組曲のソロトランスクリプションバージョン。これがどんなに難しいか実演つきで解説してくれましたwww。

◎エリザベートコンクールライブ
カツァリスが入賞したエリザベートコンクールのライブ録音の発売許可を得たといってました。これはフィナーレのラフマニノフコンチェルト3番は、グラモフォンからLPで発売されていて、実質のカツァリスのデビュー盤なのですが、それをPIANO21で再発するということですね。あとは、ソロで弾いた、ショパンのポロネーズ第5番と、コンクールのためにベルギーの作曲家が作った新曲も収録されるようです。

◎上海ライブ2007のDVD
これも発売間近のようですが、例のオールラテンアメリカプログラムでやった2007年の上海ライブの映像です。これはかなり演奏曲目になじみがまったくなく厳しいですが、なんとカツァリス自身による日本語を含む13か国語の解説が聞きものでしょう!

最後に、「スポンサーさえいれば、ショパンのノクターン全曲もエチュード全曲も録音するよー」と、妙に期待させるようなコメントで締めくくってくれたカツァリスでした。
(いや、絶対そんな金あったらラリティーズVol.10まで作ってしまうだろ!と心の中で突っ込み・・・)

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Author:U-YAN
「ものごっついピアニスト シプリアン・カツァリス」本サイトはこちら。

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